マイクタイソンのトレーニング ~超人的な破壊力と瞬発力を生み出す~

マイクタイソンのトレーニング ~超人的な破壊力と瞬発力を生み出す~
 

 

 

 

マイクタイソン。

 

 

この名前を知らない人がいるだろうか。

言わずと知れたボクシング元ヘビー級チャンピオンでボクシングや格闘技に関心がない人でもマイクタイソンの名前は知っていると思います。

ヘビー級の中では小柄ながらも独特の構え(ピーカーブ―スタイル)から繰り出すダイナマイトパンチでKOの山を築き、

史上最年少でヘビー級の王座を獲得、その後3団体統一ヘビー級王者となる。

 

 

あの脅威的なパンチ力を生み出す丸太のような腕や相手のパンチなどビクともしない顔よりも太い首、

鋼のような体幹、ヘビー級とは思えないほどのスピードと瞬発力を生み出す下半身はどうやって作られたのか。

 

ボクシングを引退した現在でもその人気や存在感が薄れないマイクタイソン。

今回はあの圧倒的な強さを誇ったマイクタイソンのトレーニングについてお話ししていこうと思います。

 

 

 

 

マイクタイソンとは

リングの上だけでなく、リングの外でもいろいろと世間を騒がせてくれたマイクタイソン。

そんなマイクタイソンが幼少の頃は内向的な性格でいじめにあっていたというのだから本当に驚きます。

 

ある出来事で逆上したマイクタイソンはいじめをしていたグループを殴り倒す。

これをきっかけに徐々に荒れた生活に進んでいった。

その後、何度も逮捕され少年院に送られるがそこで更生プログラムの一環としてボクシングと出会い、

名トレーナーのカス・ダマトの指導を受けることになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

1985年3月に18歳でプロデビュー(1RKO勝ち)、連勝を重ね1986年11月にWBC世界ヘビー級王座を獲得。

史上最年少での王座獲得となった。

その翌年の3月にはWBA世界ヘビー級王座を獲得、同年8月にIBF世界ヘビー級王座を獲得し3団体統一王者となる。

 

 

マイクタイソン KO集

ありえない強さです。完全にヘビー級の動きではないですよね(笑)

この頃までがマイクタイソンの絶頂期と言われています。

 

 

 

離婚騒動や自殺未遂、訴訟沙汰などトラブルの話題が増え、

試合でも精彩を欠いたマイクタイソンは1990年2月には初黒星を喫した。

その後、事件を起こし収監もされている。

 

1996年9月に再びWBA,WBC統一世界ヘビー級王者に返り咲くがすぐにタイトルを失う。

翌年6月には再戦をするも世紀の耳噛み事件を起こし失格負けとなる。

その後は試合数も減り、2005年6月の試合が最後のリングとなった。

 

 

 

 

マイクタイソンの練習量

 

 

 

 

 

 

 

マイクタイソンの強さは何と言ってもそのとんでもない練習量にあります。

ヘビー級では180cmと小柄ながらも自分よりも大きい相手選手を倒してきたのはこの練習量に他なりません。

 

 

マイクタイソンのトレーニング

 

 

 

マイクタイソンの一日の練習メニュー

 

5:00  起床、約5kmのジョギング

   ※ジョギング前には箱に飛び乗るジャンプを10回、短距離ダッシュを10本こなした。

6:00 エクササイズを終え、シャワーを浴び再び寝る。

    (朝のジョギングが彼の強い脚を造った)

10:00 起きてオートミールを食べる。

12:00 リングで練習(10ラウンドのスパーリング)

14:00 食事(ステーキとパスタとフルーツジュース)

15:00 再びリングで練習と、1時間エアロバイク(自転車漕ぎ)

    (太い彼の脚の持久力を高めた)

17:00 筋トレ(サーキットトレーニング)

     腹筋2,000回、ディップス500~800回、腕立て伏せ500回

     シュラッグ30kgのバーベルで500回

首のエクササイズを 10分間

19:00 夕食(ステーキとパスタとフルーツジュース)

20:00 エアロバイク(自転車漕ぎ)を30分した後、TVを観て就寝。

 

 

驚いたのはこれを週7日、休みなしで毎日こなしていたというのだから言葉を失います。

こんな練習を毎日していたら強くもなるよと言いたいですが、

これだけのメニューを毎日続けられる尋常ではない体の強さもマイクタイソンの強さの源となっているのでしょう。

 

 

 

 

筋持久力の向上に重点を置いたトレーニング

マイクタイソンはあれだけの筋骨隆々の鋼の体をしているが、重量物をガンガン持ち上げるようなトレーニングは行っていない。

マイクタイソンのトレーニングメニューは筋持久力を高める内容で構成されているように見える。

 

ボクサーは試合中、瞬発力など大きな力を長時間発揮することが求められます。

マイクタイソンはジョギングやエアロバイクで長時間パワーを落とさずに動ける持久力を付け、

17時からのサーキットトレーニングでは筋トレを高回数繰り返すことで、それぞれの部位の筋肉と筋持久力を高めている。

この結果、試合中でも継続的にパワーを発揮できる、疲れ知らずのタフな肉体を持ったボクサーが生まれたのです。

 

 

 

まとめ

私がマイクタイソンを知ったのは中学生の頃でしたが、あの風貌と強さは今でもはっきりと印象に残っています。

よく友人同士でマイクタイソンのピーカーブ―スタイルの真似をして遊んでいました。

 

この記事を書きながらマイクタイソンの動画を何度も観ましたが、やっぱり強過ぎるの一言です。

マイクタイソンが現れなければ、それまでのヘビー級チャンピオン達もみんな素晴らしいボクサーでもっと世に名を残せたのにと少し同情してしまいます。

それくらいマイクタイソンの強さと存在感は際立っていました。

 

 

 

1. マイクタイソンは幼少の頃、内向的な性格でよくいじめられていた。

その後、少年院でボクシングと出会い、名トレーナーであるカス・ダマトの指導を受け才能を開花させた。

 

2. マイクタイソンの強さは尋常でない練習量にある。これを休みなく毎日こなしていた。

 

3. マイクタイソンのトレーニングメニューはサーキットトレーニングなど主に筋持久力を高める内容で構成されている。

あのパンチ力と鋼鉄の肉体はこの練習で作り上げた。

 

 

以前、テレビでマイクタイソンの身近にいる人がこんなことを言っていました。

 

「マイクタイソンは本当は気が小さく、臆病な人間なんです。でも彼が素晴らしいところはそれを自分でもよくわかっているから準備を絶対に怠らない」

少し嬉しくなりました。あのマイクタイソンも自分と同じ人間なのだなと思った瞬間でした。

 

 

 

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