IPL光脱毛器の効果は?使い方やメリット・デメリットを解説

子供 疑問
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いろんな脱毛の種類があるけど、よく耳にする『IPL』ってなに?どんな特徴があるのか、詳しく知りたい。IPLで実際に脱毛した人の感想も聞いてみたいな。

こんな疑問にお答えします。

この記事で分かること

  • 『IPL脱毛』ってなに?特徴は?
  • IPLは身体のどの部位に適してる?
  • 実際にIPL脱毛した人の口コミ
目次

IPL脱毛とは

IPL脱毛とは『インテンス・パルス・ライト』の略称です。

IPL脱毛は光脱毛の中でも毛の黒い部分であるメラニン色素に光を照射して、毛穴の中の黒い毛包や毛根へ直接ダメージを与えることで脱毛を行います。

そのため黒い色素を持たない細胞には反応せず、肌やほかの細胞を傷つけてしまう心配は少ないことが注目されているポイントでもあります。

この記事では、IPL脱毛の特徴やメリットを紹介しますので、どのような脱毛方式なのかチェックしましょう。

光脱毛の種類はIPL含め4種類

分かれ道

光脱毛の種類は次の4種類です。

  • IPL
  • SHR
  • SSC
  • HHR

以下「IPL」「SHR」「SSC」「HHR(ハイブリッド脱毛)」を解説していきますね。

IPL

IPL脱毛は医療レーザー脱毛に近い仕組みを持つ脱毛方法です。

永久脱毛となる医療レーザー脱毛と比較すると光の出力は弱くなりますが、広範囲に光を照射できることから肌への負担が少なく短時間での施術が可能となります。

メラニン色素の多い肌の部分に反応しやすく、太くて濃い毛にも効果がみえます。

細胞に栄養を与える部分に直接ダメージを与えることから、ほかの光脱毛より効果があると言われています。

SHR

SHR脱毛は比較的新しい光脱毛方式で、近年導入するサロンが増えてきています。

SHR脱毛は『蓄熱式』とも呼ばれ、発毛を促す細胞へ直接ダメージを与えることから毛が生えるのを遅らせることが可能です。

メラニン色素に反応しないことから温かさを感じる程度の痛みと言われています。

そのため、日焼け肌やホクロのある部位にも脱毛が可能です。

色素の薄い毛にも反応するので産毛にも効果が期待できますが、デメリットは痛みが弱く効果がないという意見もしばしば・・・

そして、まだ新しい脱毛のため実績が少なく、受けることができるサロンが限られています。

SSC

SSC脱毛とは「Smooth Skin Control(スムース・スキン・コントロール)」の略称で、滑らかな肌をコントロールするという意味です。

『ビーンズジェル』と呼ばれる特殊なジェルを『クリプトンライト』の光で毛穴に浸透させることで脱毛を行います。

ビーンズジェルには、抑毛成分・鎮静成分・保湿成分・皮膚の軟化成分が凝縮されています。

クリプトンライトと言われる光を照射して毛穴から浸透させることで、制毛効果を発揮させます。

一方、脱毛の即効性はないので注意しましょう。

HHR

HHR脱毛は、IPL脱毛とSHR脱毛のメリットを組み合わせた脱毛です。

肌を氷点下まで冷やしながら発毛を促す栄養を送り、毛根へ直接ダメージを与えます。

そのため日焼け肌やホクロにも施術が可能となり、濃い毛から産毛まで幅広い毛質にまで効果が期待出来ます。

IPL脱毛の効果はある?

差し込む光

IPL脱毛では毛の黒い色素に反応して脱毛するため、とくに濃く太い毛に効果があります。

しかしIPL脱毛は永久脱毛ではありません。

減毛や薄くすることを目的としています。

また、IPLの光はシミやしわ、赤ら顔などの美容治療にも使われている光のため、IPL脱毛はシミが薄くなるなどの美肌効果についても得られます。

IPLの光は肌のコラーゲン生成を促したり、メラニンを散らしたりして美肌へ導きます。

IPL光脱毛の痛みは?

男 苦しい

IPL脱毛は医療脱毛と比べて、痛みを感じにくいのが特徴です。

VIOラインやワキなど、毛が太くてしっかりしている部分は少し痛みを感じる場合もありますが、我慢できないほどではありません。

そのため医療脱毛などの施術では痛みに耐えられなかった人におすすめです。

痛みが不安な場合はカウンセリング等で相談する、お試し照射をお願いするなどの対策をすることをおすすめします!

IPL脱毛に向いている部位・向いていない部位

IPLに向いてる部位向いてない部位

IPL脱毛に向いている部位

IPL脱毛はVIO脱毛に向いています。

体の中でも特にムダ毛が濃く・太いデリケートゾーンはIPLの特徴が存分に発揮され効果が高いためです。

もともとは、シミやアザの治療で使われていたIPLは肌を活性化させる作用があるので

  • デリケートゾーン

黒ずみにも効果的!

そのため、剛毛な毛が生えているVIOに特に向いていると言えるでしょう。

IPL脱毛に向いていない部位

IPL脱毛は日焼け・地黒肌、そしてほくろや傷跡は、火傷の恐れがあるため施術できません。

特にIPL脱毛は他の脱毛方法よりも黒い部分に反応しやすいことから、脱毛期間中の日焼け対策を徹底しましょう。

また、手指、顔、背中は産毛が多いことからIPL脱毛に向いておりません。

毛に含まれるメラニン色素に反応して脱毛するので、産毛の色素が薄い人によっては効果が感じにくいことがあります。

IPL光脱毛器(家庭用脱毛器)の使い方や注意点は?

脱毛器の正しい使い方

使い方の手順

STEP
事前に脱毛箇所の毛を剃毛する
STEP
肌を乾かし、乾いた状態で脱毛器を使用する
STEP
サングラスをかける
STEP
肌に脱毛器を当てて照射する
STEP
照射箇所を保冷・保湿する
STEP
使用後は脱毛器を衛生的に保つ
STEP
使い始めは週に1度、その後は気になるときに使用する

注意点

サロンで行う脱毛も同じですが、家庭用IPL脱毛器も剃毛後に照射をします。

ただし、体毛が根元から抜く自己処理方法はダメです!

例えばブラジリアンワックスや毛抜きでの処理など。

なぜなら、IPL脱毛ではメラニン色素に反応をして光を照射するため、照射に必要なメラニン色素が無くなってしまいます。

これでは照射をしても効果は無いので、根元は残した状態にする必要があります。

また、肌が濡れた状態での照射はできません。

脱毛器の種類にもよりますが、基本的に家庭用脱毛器は水に濡れると故障・感電の原因となります。

脱毛器用のジェルも脱毛器内部に入り、故障の原因となるので控えましょう!

そして、日焼けに限らず元から肌の色が濃い方には向いていません。

メラニン色素が光を吸収して、強く反応してしまうからです。

脱毛器によって脱毛できる肌の色は決められているので、強い日焼けには注意してください。

おすすめのIPL光脱毛器はこちら↓

IPL脱毛のメリット・デメリット

IPL脱毛 メリット・デメリット

メリット

  • 濃く太い剛毛な毛に効果が高い
  • 脱毛時間が短い
  • 肌トラブルが少ない

濃く太い剛毛な毛に効果が高い

IPL脱毛は、メラニン色素に反応するので、メラニン色素が多く含まれる太くて濃い毛に効果が得られます。

脱毛時間が短い

波長幅の広い光を拡散させて当てる脱毛であり、一度に広範囲に照射できるので脱毛の所要時間は短時間で済みます。

肌トラブルが少ない

IPL脱毛は、レーザーの出力が低いのでその分肌への負担は小さいです。

また、痛みは少なく肌トラブルも抑えられます。

IPL脱毛のデメリット

  • 日焼け肌やほくろには施術できない
  • 施術期間は長い傾向にある
  • 毛量が多いと痛みを強く感じることも

日焼け肌やほくろには施術できない

日焼けをして黒くなっている肌、ほくろには過剰に反応して火傷を起こす可能性があるため照射ができません。

しかし、タトゥーやほくろのような面積の小さい部位は避けて照射することが可能です。

施術期間は長い傾向がある

施術時間は少ないですが、ほぼ毛が生えてこなくなるまでに必要な施術回数は12回以上が目安といわれています。

脱毛完了といえるまでにはおよそ2~3年以上かかってしまいます。

毛量が多いと痛みを強く感じることも

IPL脱毛の痛みは、簡単に言えば「針で一瞬刺された痛み」です!

もちろん痛みの感じやすさは照射を受ける部位によって異なります。

ですが毛量の多いワキやVIOはメラニン色素が多く、光が強く反応してしまうため痛みが感じやすいんですね。

IPL脱毛をした人の口コミ

IPLはシミ・くすみ対策と同時にマイルドな脱毛もしてくれるから女性の場合よほど顔の産毛が濃くなければわざわざ医療脱毛はしなくてもいい。

IPL脱毛五回でほぼ無くなった。少し生えてくるけど気になったら軽く剃るだけ。

顔の産毛無くしたくてIPLしてたら薄いシミも消えてきて毛穴も小さくなったしトーンも上がったし最高です

痛くないとこは全くなんだけど、部位によっては感心するほど痛かった

IPL脱毛の照射時に注意したいトコロ3選

注意の標識

シミ

上記にもありますが、IPLには美肌効果があるためシミが薄くなることがあります。

IPL脱毛は毛の生える元になる細胞のメラニンにダメージを与える方法。

同時にシミに存在するメラニンにも反応するため、薄くなったり消えたりすることがあります。

ただし、脱毛と美肌は使用するIPLの波長や照射時間が異なります。

IPL脱毛時にシミが薄くなるなどの現象は副次的な効果です。

ニキビ

家庭用の脱毛器は脱毛サロンで使用されているものなどと比べると出力が低いですが、黒い部分や傷跡で茶色くなっている部分に反応して火傷になってしまうことがあります。

ニキビや傷の悪化にもつながりますので、直接の照射はやめましょう。

ほくろ

ほくろも脱毛器の光が反応してしまうので、基本的にほくろは避けて照射します。

ほくろの数が多いときは、ほくろの上にシールを貼ったり、修正液を塗ったりして対応することもあります。

しかし、人によってはほくろからムダ毛が伸びているケースもありますよね?

光脱毛の仕組みでは、ほくろから生えた毛を取り除くのは難しいです。

ほくろに生えた毛を脱毛したいときは、ニードル脱毛を選択してください。

まとめ

今回のまとめ
  • IPLとは『毛根の黒い部分に反応してダメージを与える』という仕組みの光
  • 太くて濃い毛には効果が高い
  • あくまでも『除毛・抑毛』が目的であって永久脱毛ではない

IPL脱毛は、濃いムダ毛に向いていたり1回の施術時間が短く美肌効果が期待できる一方で日焼けやほくろには照射できなかったり、薄いうぶ毛には向かなかったりするなどのデメリットがありましたね!

毛が濃い方には効果が期待できる脱毛なので、来年の夏に向け自信を持って肌を出せるよう参考にしてみてください。

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