
VIOの脱毛をしたいけどすごく痛いってよく聞くからなんだか不安。どれくらい痛いのかな?実際に脱毛を経験した人の話を聞いてみたい。
こんな疑問にお答えします。
この記事で分かること
- VIO脱毛がとても痛いって本当?
- 実際にVIO脱毛した人はなんて言ってる?
- 痛みを軽減する方法は?
VIO脱毛が痛すぎる3つの理由
- 他の部位と比べて皮膚が薄い
- 他の部位と比べて毛が太い
- 黒ずみ・皮膚の色素が濃い
他の部位と比べて皮膚が薄い
VIOは人体の中心に位置して間接の内側にあることから、皮膚が薄く神経や血管が集中しています。
そのため、刺激を感じやすい特徴があり、
痛みを感じやすいですね。
特に皮膚が薄い人の特徴としては、キメが細かく乾燥肌の方に多いです!
一つの目安ですが、目の下のクマが目立つ人や毛細血管が浮き出ている人が皮膚が薄い人といえるでしょう。
他の部位と比べて毛が太い
VIOの毛は性毛です。
子供の頃には生えていませんが、思春期にホルモン分泌が活性されその影響を受けて生えてきます。
私たちの体には男性ホルモンと女性ホルモンの2種類がありますよね?
性毛であるVIOの毛はこれらのホルモンの影響を大きく受けることから、他の箇所とは違い独特の固くて太い毛が生えてきます。
汗を出す『汗腺』には、アポクリン汗腺とエクリン汗腺の2種類があり、多く毛を生やすことができる汗腺はアポクリン汗腺です。
動物はアポクリン汗腺が全身にあるので、毛皮のようなフサフサな毛が生えているんですね。
しかし、人間の場合はアポクリン汗腺が一部の頭・ワキ・VIOにのみあるので、その部分にだけ太くて固い毛が生えてしまうのです。
黒ずみ・皮膚の色素が濃い
VIOはメラニン色素を多く含んでいます。
脱毛機器のライトや医療レーザーは、メラニン色素に反応して熱で発毛組織にダメージを与えるため、濃い毛は脱毛時に痛みを感じやすいのです。
また、股の間がVIOなので肌が擦れる刺激から、肌を守るためにメラニン色素を生成し、メラニン色素が排泄されないまま次のメラニン色素が生成ということが繰り返され、メラニン色素が局所的に沈着したままになることから黒ずみに!
【医療脱毛・光脱毛】脱毛の種類によって痛みも変わる


医療脱毛の場合
医療脱毛の痛みには、個人差があります。
一般的には「チクッとする痛み」、「肌を輪ゴムで弾かれた感じ」といった感想が多いのですが、痛みの感覚は人それぞれですね。
痛みの主な原因は、レーザーを当てた時に毛根で発生する熱によるもの。
毛根で発生した熱が周辺の皮膚に伝わることで痛みを感じるため、施術回数を重なることに毛量が少なくなり受けるたびに痛みは軽減します。
また、もちろん脱毛する部位により、痛みは異なりますよ!
脱毛した際に痛みが感じやすい、代表的な個所は、VIO・脇・顔です。
光脱毛の場合
光脱毛は強いレーザーで毛根に照射する医療脱毛と比較すると痛みは少ない!
SSC脱毛はジェルの成分によって抑毛効果を引き出すため、他の光脱毛と比べても痛みの少ない施術方法。
また、SHR脱毛も60~70度の弱い熱を使用するので、照射時の痛みは少ないでしょう。
一方で肌の状態やサロンスタッフの施術、また体質により痛みが全くないわけではないので、個人差や身体の状態によって変化することは覚えておきましょう。
痛い=効果が高いは本当?


結論から言うと、脱毛は痛いほうが効果が出やすいと言えるでしょう。
脱毛の痛みはレーザーや光による照射が肌のメラニン色素に反応することで起こります。
メラニン色素に反応して毛根にダメージを与えているということから、痛みを感じます。
照射出力が高ければ、毛根に与える刺激も大きくなり高い効果を得ることができますが、痛みを強く感じるのです。
レーザー脱毛以外の脱毛法でも、毛根組織に与えるダメージが弱ければ、高い脱毛効果は得られません。
現段階の脱毛技術では、痛みと効果は比例しているといえるでしょう。
実際にレーザーの出力(痛み)を上げることで、脱毛の効果が目に見えて感じることができました。
しかし、痛みは強く肌荒れが治るまで2週間前後掛かりましたので、痛みと効果のバランスをとるように意識するとよいでしょう。
特に痛みが強くなってしまう5つの要因


- 肌の乾燥や日焼け
- 生理中や体調不良
- ニキビ・カミソリ負けなどの肌トラブル
- 寝不足や空腹
- 初めてのVIO脱毛
肌の乾燥や日焼け
乾燥状態の肌はバリア機能が低下しています。
施術中も肌への負担が大きく、痛みも強くなりがちで、脱毛時に加えられる熱によって火傷や炎症を起こすリスクも高まるのです。
肌の水分量が多くしっかり保湿されている状態であれば、乾燥によって引き起こされる脱毛の痛みやダメージを軽減することができます。
さらに、皮膚を柔らかく保つことで埋没毛の予防などのメリットもあるので、施術前には肌に潤いを与えておくことを覚えておきましょう。
色黒の方や日焼けしている方の肌はメラニン色素が多く含まれています。
肌表面の色素にまでレーザーが強く反応してしまい痛みが強くなるおそれがありますので、
脱毛前の日焼けには十分気を付けましょう。
また、日焼けしている肌は炎症を起こしている状態でもあるため、施術時に痛みだけでなく火傷のリスクも高くなります。
日焼けの程度によっては、落ち着くまで脱毛ができない場合もあるので注意してください。
生理中や体調不良
生理期間の前後はホルモンバランスの関係で肌が敏感な状態のため、痛みも普段より感じやすくなっています!
肌トラブルが起こりやすい時期でもあり、少しの刺激でも肌が傷つきやすいので、生理日前後の施術は避けた方がよいでしょう。
また、生理中は衛生上の観点や経血が施術器具に付着する可能性などから、VIOや臀部などの脱毛をNGとしているクリニックやサロンも多くあるので、注意が必要になるでしょう。
体調不良の際も、肌の免疫力が下がることで痛みを感じやすくなるだけでなく、火傷や毛嚢炎のリスクが高くなります。
もしも脱毛の予約日と生理が重なってしまったり、体調不良の場合には、早めにクリニックやサロンに連絡・相談しておくことが大切です!
ニキビ・カミソリ負けなどの肌トラブル
カミソリ負け、乾燥、ニキビなどの肌トラブルがあるときは、痛みを感じやすくなります。
肌の水分不足により肌が乾燥している状態では、肌トラブルが起きやすいです。
肌トラブルを起こしている部分にレーザーを照射すると激痛が走る可能性があるので、ニキビやカミソリ負けがある際も脱毛をするのはやめましょう。
また、ニキビもカミソリ負けによって起こる問題のひとつですが、その他にも剃った後の肌のかゆみや傷み、ヒリヒリ感、細かなブツブツの発生など、ひげそりに伴って発生する様々な肌トラブルに含まれます!
一見なめらかに見える肌にも細かな凹凸があるため、刃の当たる角度や強さによっては、ひげだけでなく肌まで削り取ってしまう場合があるため、肌を傷つけてしまい肌トラブルの原因になるんですね。
寝不足や空腹
寝不足や空腹も肌トラブルになるため、痛みを感じる要因となります。
体調不良・寝不足・空腹状態で施術を受けるときにも痛みを感じやすいでしょう。
体調不良のときは少しの刺激にも敏感になっています。
寝不足や空腹の状態で自律神経が乱れることによって通常よりも強く痛むケースがありますので、体調がすぐれないときは脱毛を延期するなどして、無理をしないようにしてください。
初めてのVIO脱毛
はじめてVIO脱毛施術を受ける人は、痛みを感じやすいです。
自己処理をよくおこなっていた場合、特に痛みを伴うかもしれません。
なぜなら、カミソリなどでセルフ処理していると色素沈着が起きやすくなるため、脱毛機器が肌に反応して痛みを感じやすくなるのです。
また、自己処理をしたことで、毛の剃り残しがあることで強い痛みを引き起こす要因です。
実際にVIO脱毛した人の痛みに関する口コミ



VIO脱毛は、脇よりも痛いです。耐えられない痛みでは無いかと。
例えるなら、そうですね。場所を移動しながら注射打たれてるみたいな感じです。



強い痛みは施術してもらっている最中だけですね。違和感的な痛みは施術当日のみ感じます。翌日には何も痛みは無いですよ。



今日初めて施術してもらいました。痛かったですがスタッフさんが多分私の気を紛らわすためにたくさん話しかけてくれたので無事に終えることができました。



初回の施術がいちばん痛いと感じるはずです。2回目からは痛みに慣れるのと、毛量も少しづつ減っていくので弱く感じてきます。初回が痛いと思っていれば、なんとか乗り切れると思いますよ。



熱いのと冷たいのとゴムでバチンってされるのが一気に来る感じです。
めちゃくちゃ痛い って思って臨んだら意外と平気に感じました。場所にもよりますけど、綺麗になるって思えば案外耐えられます!
VIO脱毛の痛みを減らす対策3選


- 自己処理を丁寧にする
- 黒ずみのケアをする
- 生活習慣を整える
自己処理を丁寧にする
自己処理の際、カミソリを使うと肌を傷つけてしまうので使用を避けましょう。
また、肌トラブル関係なく毛抜きの使用は毛周期を狂わせ、脱毛効果が半減するので抜かないでくださいね。
お手入れするときは電気シェーバーを使って、毛並みに沿って処理するのがおすすめです。
保湿ケアにおいては、毎日保湿をしてください。
保湿は化粧水やジェルで水分を浸透させたうえで、クリームや乳液などでふたをするのがおすすめですよ!
黒ずみのケアをする
締め付けのきつい衣類や下着を身につけていると、動くたびに生地と肌の間に摩擦が生じて黒ずみができる原因となります。
また、サイズ感にゆとりのない衣類や下着は蒸れの原因にもなりますので、普段身につける衣類や下着は圧迫感や摩擦のないものを選ぶようにしましょう。
たとえば綿やシルクなどの天然素材は肌触りが良く通気性にも長けているので、摩擦や蒸れ予防におすすめです。
入浴は適温を心がけてください。
お風呂は熱めが好きという方も多いかもしれませんが、高温のお風呂に長時間浸かっていると肌を保護する皮脂が溶け出し乾燥の原因となります。
入浴後の保湿も大切ですが、お風呂そのものの温度も38度前後を心がけVIOの乾燥を予防し黒ずみをケアしましょう。
また、黒ずみケアに役立つ栄養素を摂取してください。
人間の体にはもともと肌を健やかに保つための機能が備わっていますが、食生活の偏りなどで必要な栄養素が不足していると本来の機能を発揮できません。
生活習慣を整える
慢性的にストレスを抱えていたり睡眠不足が続いていたりすると、新陳代謝が低下して肌のターンオーバーに悪影響をもたらす原因となります。
特にストレスは慢性化すると自覚が乏しくなりますので、日常生活の中で意識的に発散・解消することを心がけましょう。
基本は三食バランスの良い食事を心がけることですが、特にVIOの黒ずみを予防したい場合はたんぱく質、ビタミンC、鉄分の栄養素を意識的に摂るようにしましょう。
医療脱毛で受けられる痛み対策
脱毛の痛みを緩和したいなら、痛みの少ない脱毛器を取り扱っていて麻酔が使えるクリニックを選んでください。
医療脱毛にもさまざまな種類がありますので、事前に必ずしらべておいてください!
また、麻酔は別料金のクリニックもあるため、事前に麻酔料金も調べておくと後で困らずにすみます。
麻酔を希望するときは、初回カウンセリングで相談しておくと施術がスムーズになりますよ。
まとめ
- 皮膚が薄く毛が太いVIOの脱毛は痛い
- 体調管理や肌のケアなど、普段から出来る痛み対策はある
- 医療脱毛の場合は痛み対策の施術が受けられるので相談してみる
結論として、メンズでも医療脱毛を断念するほど痛い理由は脱毛までの準備ができていないために痛みを伴うと思われます。
脱毛を行う場合には脱毛効果や痛みにも関わる重要なポイントなので、正しい知識をもって利用するサロンやクリニックを選ぶようにしてください!
脱毛の際の痛みの原因や痛みが強くなる要因、痛みを軽減する方法についてお伝えしました。
ツルツル肌を手に入れるためには仕方ないとあきらめる前に、麻酔や冷却、レーザーの種類の変更などを医師に相談してみてください。
また、痛みを軽減するためにも、肌のコンディションを整えて施術を受けられるようにスキンケアは必ず行うよう気をつけていってください!